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30代男性の一人暮らしのメモ

令和最新版 ドラム式洗濯乾燥機の選び方

絶対最新式洗濯機購入2023勢を見かけたので、日立ビッグドラムスリムBD-S3800L八年運用勢として、ドラム式洗濯乾燥機の選び方20XXを書き残しておきます。20XXというのは何というのか選び方この十年ぐらい変わっていないので……。

運び込めるかで絞り込む

大きさはどのほぼ60cmですが厳密には59.5cm〜60.4cmまで幅があります(価格.comの本体幅の項を参照)。1cmの違いが物件によっては搬入できるかどうかを分けることもあるらしいです(実際、知り合いでやった人がいる)。なので、まず搬入できるかどうかが基準です。

問題となるのは、

  • 扉の大きさ
  • 設置場所の幅
  • 水栓の高さ

辺りです。

一つ目は主にはエレベーターと玄関です。それ以外だと古い物件だと、洗面台に段差があるケースが問題になりそうでした。輸送時毛布敷いて滑らせることができないためです。ただ、自分が住んだところでは引っ越し業者が屈強で一人で80kgのドラム(通常の洗濯機は40kg台)を抱えて、段差超えて解決していました。

kadenfan.hitachi.co.jp

ちなみに日立のページを見直すと階段の手すりとかあるんですが、僕の最初の家、階段部分が結構シビア、というか入らない長さだった気がするんですよね……でも、結構ケロッと運んできたので、本当にどうやったのかが謎で、部屋まで持ってくるのは割とできるのかもしれないです……。運送業者すごい。

二つ目は左右の扉や棚が壁として干渉する可能性です。これ計って入るなら大体大丈夫なのですが、ドラムの扉が開く上限になったりしがちです。実際、自分の家だとドラムの扉が開いた左側に洗面所のドアがあるのですが、このドアを閉めているとドラムの扉が完全には開かず、勝手に閉まる感じです。これは洗面所の「ドア」だから困っていないのであって、これが壁だと普通に不便だと思うはずです。というのも実物見ればわかるようにドラムの扉、内側がかなり膨らんでいるので90度ぴったりにしか開かないと結構不便なんですよね……(なお不便なのは洗濯物の出し入れではなく乾燥後の清掃です)。ただこれ、開く向きは二回前の住居で選んだので、引っ越しでしくじっただけな気はする……。こういうことが起こるんだよ、ということを踏まえてエイヤで選ぶしかない感じです。まあ、三つの中では一番妥協できるポイントではあるかもしれません。

三つ目は完全に解決しないと設置できない奴です。

kadenfan.hitachi.co.jp

日立の奴だとこういう基準があります。これ安さで古い物件を探していた時期には結構問題になって、水栓が低いは普通にあったし(選ばなかった)、良さそうな高さでも防水パンの形状が微妙だったり(二層式用で水栓位置が微妙で選ばなかった)、実際引っ越したら排水口位置が微妙で設置当日に業者から洗濯機かさ上げ台を結構な値段で買うことになって、マジで水栓位置ギリギリになったりで、トラブルが結構あった記憶がありました。ただ、上の記事のようにメーカー毎に設置できるかのリファレンスはあるはずなので(ないならそこは豪邸に設置することしか考えていないはずなのでnot for meな機械と割り切って諦める)、調べて計測すれば済む問題なのかなと思います。経験上、正方形で四隅が盛り上がっている防水パン壁埋め込みの水栓だったら、その建物の水回りはかなり新しいのであまり考えなくてもドラムが入るのかなとは思います。

大手家電量販店から買う

設置が面倒な機材なので、昔の自分はネットの安売りを避けたし、多分今の自分もネットの安売りを避けると思います。自分で置けない機械は業者にぶん投げたい(なのでパソコンは安売りを使う)。

あと、壊れずに八年来たのですが、一応水回り製品なのでちゃんと保証をつけたいのと上の方に貼った運び込めないという体験談にあるようなトラブルに安全に対応するためにも、大手家電量販店の方が安全かなと思っています。

特に自分の最初の物件がエレベーターがなかったので、ネットだと階段は二階までしか対応していなかったというのもあったような記憶があります。そういう追加作業があって、そこの作業費用込みで大手家電量販店間で見積もり取って安かったところから買ったはずです。

日立かシャープか東芝かパナソニックから選ぶ

ドラム式洗濯乾燥機、選択肢が全然なくて見出しのメーカーしかない。価格.comのランキング見てくださいよ。

kakaku.com

これ以外のメーカーでドラムっぽい形で異常に安いの(例えばアイリスオーヤマのドラムとか)、乾燥機能がついていない洗濯機に過ぎないんですよ。というわけで、乾燥機能がついていない奴を安いと思って買ってはいけない。乾燥は正義。

で、まあ、上に挙げたメーカーだと、下位モデルも上位モデルも大体同じようなもんになります。洗濯容量はドラムの大きさで決まるのでまあ同じようなもんだし、乾燥容量もドラムの大きさで決まるのでこれまた同じ。電気で乾燥する仕組み上、乾燥時間は大差ない。あとは課金額増やすと洗濯水を温める機能とか洗剤を自動で投入する仕組みが同じ感じで入るぐらい。

となると、正直、この上のランキングから値段と好みで選べば十分ではという気持ちです。

一応言うと自分の奴には温水洗浄も洗剤自動投入もついていない。ただ洗剤自動投入については洗剤にこだわりがないなら便利と聞いています。というのも、おしゃれ着用洗剤みたいな普段使いしない洗剤に切り替えるのが、全部手動投入になって、柔軟剤とかも置いとかないといけなくて、まあ面倒という話でまあそうだなというのと、あと、内部で詰まる洗剤・柔軟剤があるらしく(分量少なめで粘度高めがアウト)、そうなると自動投入で動く洗剤に全面的に切り替えるというムーブをする必要がある、みたいな感じで、ここにこだわりあると難しいねという話でした。まあ、乾燥機使う時点でこのこだわり大体ないのではという気持ちがあるので、僕も次はこの自動投入つけたい気持ちはあります。メカ好きだし。

まとめ

ドラム式洗濯「乾燥機」は、自宅に設置可能な、上記に挙げた特定メーカーの好きな奴を買えば正解です。簡単。

 

 

 

 

 

ドラム式洗濯乾燥機の問題点

本題。そもそも、ドラム式洗濯乾燥機が良いのかという話。

まず、ドラムは叩き洗いなのでちゃんと洗えている感じはないです。洗うという点では圧倒的に縦型洗濯機が優秀です。本当の正解は巨大な家、縦型洗濯機、ガス乾燥機という説があるぐらいなので。なので、乾燥機に洗濯機能がオマケで付いている機械だと思った方がいい感じです。それを踏まえると、乾燥機の稼働率が低くなりそうなら買わないという判断はあり得る感じです。

なので、次は乾燥機能の話をします。僕はめちゃくちゃ乾燥機能を使います。三日ぐらい洗濯物をため込んでドラムをパンパンにして、結構な分量を洗濯乾燥することもあります。

その上で、まず、基本的にちゃんと乾きます。例外的になんか乾ききらないというのは年に一回ぐらいはあります(なんか乾燥分量が異常に多く、部屋全体が湿っぽいときにそういうことが起こっている気がする)。トータルでは満足度が高いです。ただ、基本的に衣類は滅茶苦茶痛みます。無限に埃が出るので(後述)、そりゃその分、布が傷んでいるんだろうなと想像がつきます。実際、僕は一枚シャツが乾燥中に真ん中から裂けたのを見たことがある(その一枚だけど)。

なので、あらゆる布製品はガンガン寿命が縮むのを受け入れた上で、使い捨て生活になる感じです。それを踏まえた上でさすがの自分もズボンとシャツは乾燥をかけない、逆に言うと下着とタオルと寝間着はグルグル乾燥するという形になっています。ということは洗濯乾燥の自動化ができないのでは?と思うのですが、そうです、僕はできていないです、という感じです。昔ちょっと使ったのですが、タオルがドラム壁面にへばりついて乾燥に失敗するという事例を何回か引いて、解決できなくて洗濯終了後へばりついているタオルを剥がすという運用でカバーしています。この辺り、何が原因なのか本当に知りたい……。

それで、この乾燥ですがまあまあうるさい。うるさいということは洗濯機が置かれているスペースの扉を閉めたい。ただ、閉めると別の問題が起こる。乾燥は内部を熱くして湿り気を飛ばすわけですが、ではその湿った排気はどうなるの???というわけで、まあ、当たり前だけどどの機種も排水口に向かって、その湿った空気を排気するわけですね。ですが、気体がそんな完全に一方通行に流れるわけじゃないです。なので、設置スペースを閉め切って乾燥すると、一部ですが湿った熱い排気が洗面台を満たすわけですね……。しかもこの排気、どう見ても細かい埃を含んでいる。この機械うるさいのに扉を閉めるとそういうトラブルがあるのです。ちなみにガス乾燥機だと煙突が生えるので外に放出されるのでその点優れている感じです。なお、僕は手で干したくない、絶対にマシンで乾燥するという気持ちが強かったので、風呂場の扉開けて換気扇回すことで解決しました。

というわけで、最後、乾燥機を使うと無限に埃との戦いが始まります。このマシン、どのくらい埃まみれになるかというと「ドラム 埃 業者」とかでググったら分解清掃ですごいことになっている画像が出てくるぐらいです。僕はまだお世話になっていないけど、手の届かない隙間に無限に埃が詰まっているのは知っています。手が届くところも大変で、上部の乾燥フィルターは掃除機の中みたいになっているし、扉開けたところのゴムパッキンは絶妙に硬くて取りにくい綿埃がつくことになる。なので、実は強力なハンディ掃除機とか必要ではないかと思っているのだけど、まだ良い機種を見つけられないでいる。

で、構造上この埃問題どうしようもないだろうなって思っていたら、去年の日立の新型モデルはこれを解決しようとしてきた。

kaden.watch.impress.co.jp

これ滅茶苦茶気になっていて、購入者の評判を色々漁っていたりする。とはいえ、上位モデルで高いし、一年も経っていないので不具合はある気がする。それでも、上に色々書いた程度にこの埃問題は個人的に結構悩ましくて、まだ買い換え予定はないけど調べてしまう程度に解決できるか気になっている問題であったりはする。

というわけで、乾燥機にスポットを当てた自分の認識です。これだけ書いたけど、僕はもう乾燥機なしはあり得ないので、この手の機械を買い続けるはず……。

セールだ!消耗品を買おう!?本当か???

Amazon、セールで日常消耗品が安い!って顔しているけど、本当か?と思ったのでとりあえず洗剤関連で近所店舗との価格調査をしました。調査ネット通販二つと実店舗三つで

  1. Amazon(ブラックフライデーセール時、Amazon販売商品)
  2. ヨドバシ.com
  3. マツモトキヨシ
  4. ドンキホーテ
  5. オーケー

です。Amazonとヨドバシ以外は徒歩圏買い物エリアなので日常の買い物がてらの確認になります。

台所洗剤

  1. Amazon:1490ml 899円(0.603円/ml)
  2. 🥈ヨドバシ:670ml 402円(0.6円/ml)
  3. マツキヨ:690ml 452円(0.66円/ml)(690mlなのは増量パックだった)
  4. ドンキ:670ml 438円(0.65円/ml)
  5. 🥇OK:670ml×2本パック 590円(0.44円/ml)

洗濯洗剤

  1. 🥇Amazon:220回分1532円(6.96円/回)
  2. ヨドバシ:114回分1150円(10.09円/回)
  3. マツキヨ:114回分1134円(9.95円/回)
  4. ドンキ:114回分1155円(10.13円/回)
  5. 🥈OK:81回分800円(9.88円/回)

柔軟剤

  1. 🥇Amazon:1440ml 1427円(0.99円/ml)
  2. ヨドバシ:480ml 548円(1.14円/ml)
  3. マツキヨ:取扱なし
  4. 🥈ドンキ:960ml 988円(1.03円/ml)
  5. OK:取扱なし

取り扱いが少ないの、なんか昔色々試して、長くこれ使っているみたいな事情がある。

酸素系漂白剤

  1. Amazon:2400ml 1227円(0.51円/ml)
  2. ヨドバシ:820ml 442円(0.54円/ml)
  3. マツキヨ:820ml 417円(0.51円/ml)
  4. 🥇ドンキ:820ml 274円(0.33円/ml)(セールしていたっぽかった)
  5. 🥈OK:820ml 360円(0.44円/ml)

風呂燻煙剤

  1. 🥇Amazon:3個1080円
  2. ヨドバシ:3個1380円
  3. 🥈マツキヨ:3個1196円
  4. ドンキ:3個1518円
  5. OK:3個1339円

トイレ芳香剤

  1. 🥈Amazon:4個959円(1個239.75円)
  2. ヨドバシ:1個252円
  3. マツキヨ:1個327円
  4. ドンキ:1個273円
  5. 🥇OK:1個206円

使い捨てトイレブラシ

  1. Amazon:36個1350円(24個あたり900円)
  2. ヨドバシ:24個814円
  3. 🥈マツキヨ:24個767円
  4. ドンキ:24個798円
  5. 🥇OK:24個657円

まとめ

Amazon、実は全然安くないのではと思っていたけど、割に安かった。クソデカ洗剤が実際安くて、デカいと安いの仕入れ額で値引きが効くとかありそうだと思った。むしろこの値段でおじさんが運んでくれるの安すぎないか、みたいな気持ちになるけど、そういう気持ちを持ってあんまり使わないようにしたい。

あとOKが安い。やっぱEveryday Low Price、公取委に怒られたスーパーは違う。これからもOK使います。

セールが始まる!キッチンツールを買おう!

Amazonでセールが始まるようですね。皆さんは何を買うのでしょうか? 実は近所のドラッグストアの方が安い日用品でしょうか? レビューだけが良い中華電子機器でしょうか? 円安で全然安くない舶来品でしょうか?

正解は国産のキッチンツールです。この国は極度に高度な科学技術は極東諸国に負けてしまいましたが、地産地消の家庭用国産品はまだまだ輸入品に負けません。

確かに残りの余生全てnoshで送るのであれば、台所を充実させる必要はありません。大中華激安電子レンジがあれば十分です。都会に住んでいれば毎日外食でもいいでしょう。実際、毎日すき家に通っている人間が実際ネット上では知られています。

だけど、僕はもう少し美味くて種類が欲しいのです。と思うことがあって現状達した結論は自分で作る、です。や、もっと年収あったら出張シェフとか使ってみたいんだけどね……。で、作り方自体はレシピ界のいらすとやこと白ごはん.comをはじめ、キューピー3分クッキングとかのテレビ局の上質な情報があるので、調べろという感じです。クックパッドは窓から投げ捨てろ。

というわけで、本題です。限界男性の実体験として、ゴミみたいな台所で料理する気は起きない。起こすために最強のツールをAmazonのセールで揃えよう。安いJPYは国内で使うに限る!

包丁

好きなの買え。高い必要はない。なぜならちゃんとしたやつを買うとなると砥石を準備するという話が出てくるからです。

まな板

好きなの買え。高い必要はない。なぜならちゃんとしたやつは木製で、そうなるとちゃんとメンテするという話が出てくるからです。そういうのは限界一人暮らしだと厳しい。

フライパン

柳宗理は戦後復興期から高度経済成長期にかけて最も日本のモダンデザインを支えたインダストリアルデザイナーで、九十年代にキッチンウェアのデザインを手がけ、その名前がブランドとして残っています。このフライパンはその一つです。自分は実際これを使っていて、大体のメインディッシュをこれで作っています。鉄なので肉を焼くのは無限に楽しい。唯一デメリットなのはメンテが必要な鉄製という部分なんだけど、ここは最低限やってほしい。簡単だし。とはいえ、面倒なのでテフロンの小さいやつも持っている。

ただ、こっちの方はテフロン剥がれたりで複数回買っているので、やっぱ一つ目は鉄買った方がいいと思っている。でも、この鉄フライパンも表面の凹凸消失したので買い替えたい気持ちがある。十年以上使っているから仕方ない。

片手鍋

柳宗理は戦後復興期から高度経済成長期にかけて最も日本のモダンデザインを支えたインダストリアルデザイナーで、九十年代にキッチンウェアのデザインを手がけ、その名前がブランドとして残っています。この片手鍋はその一つです。自分は実際これを使っていて、普通に使い勝手が良い。こっちはステンレスなのでメンテも楽。

ちなみにミラーと艶消しがあるのですが、艶消しの製法はミラーのものに細かい粒子を大量に当てて作っている、つまり、ミラーより高いのはその手間です、ということを踏まえて好きな方を選べばいいと思っている。僕は鍋とかガチャガチャ適当に片付けそうなので艶消しにしておきました。

ざる・ボウル

柳宗理は(略)インダストリアルデザイナーで、九十年代にキッチンウェアのデザインを手がけ、その名前がブランドとして残っています。このざる・ボウルはその一つです。自分は実際これも使っているのですが、前述の片手鍋にぴったりのサイズのものです。まあピッタリなことを活用した作業はしたことはあまりないのですが、サイズ感が似ていて使いやすいです。あとこれ使うとざるはパンチング一択というのがわかります。メッシュが崩壊したりとかないだけで幸福度が高くなる。ついでに言うと他のメーカーのパンチングよりも圧倒的に出来がいいです。それだけでこのパンチングを選ぶ理由になるし、それに合うボウルを買う理由になる。ちなみにこれはちゃんとセール価格です。

おたま

柳宗理は(略)キッチンウェアのデザインを手がけ、その名前がブランドとして残っています。このレードルはその一つです。自分は実はこれはまだ持っていないのですが、先週、普通に店に置いてあるの見かけて買おうかを考えています。何を考えているかというと大きさが三種類あるんですよね。どれが一番使い勝手が良いかよくわかんねえなと言う気持ちです。今のところはMかなぁ……。Sは小さすぎる気がするので……。

他のキッチンツール

フライ返しは柳宗理にターナーがあるんだけど、多分これハンバーグとかめっちゃ作るならいると思う。でも、僕は肉はステーキばっか焼いているので菜箸で裏返しているし、フライ返しはテフロンのフライパンでホットケーキとか作る時にしか使わない。そうなるとフライ返しはシリコン製が良いわけで、探してはいるんだけどまあサイズ感が重要なのでまだ悩みたい。

で、柳宗理にないものは、無印で満足するのでAmazonで買う必要がない。菜箸(シリコン)とか菜箸(竹)とか木べらとかピーラーとかキッチンばさみとか。逆に言うと柳宗理にもあると比較されると結構微妙なことがわかるので……。

まとめ

www.yanagi-support.jp

キッチンツール唯一の正解、柳宗理を揃えよう。Amazonブラックフライデーは11月24日金曜0時から12月1日金曜23時59分までだそうです。

シンクのゴミ受けプラスチックやめろ

あのプラパーツが本当に無限に汚れるし全然きれいにならない。なので、ステンレス製に置き換えて掃除を捗らせようという話です。

排水口の規格

www.e-kitchen.biz

上にまとまっているのを踏まえて、僕の人生では

  • 狭小のミニキッチン→115Φ深型という直径7.7cmのもの
  • いわゆるキッチン→築年数が浅いと180Φ浅型、古いと180Φ深型でどれも直径14.5cmのもの(一応直径13.5cmもあるらしいので、メジャーで測った方がいい)

を実際に見ました。

まずは前者のミニキッチンですが、まあ、これは諦めましょう……。ミニキッチンのこれ、防水トラップ付きのカゴという前提があるんですが、これの金属製カゴがあまり嬉しくないんですよね。高いし、一体形状で結局掃除しづらいし、そもそもここをまめに掃除する人間はキッチンを使うので後者の物件に引っ越していく。防水トラップ部分と分割できないかも調べたのだけど、ちょっとない感じがする。ただ、百均にプラのカゴはあるので、それを買い替えていくのが良いと思っています。

さて、本題の後者。これも百均のプラのカゴを使い捨て続ける人生を送ることもできるんですが、僕は洗う人生を選んだのでそっちの話をします。

まず、古い住居の深型も浅型に置き換えて大丈夫。というのも深型は単にゴミ受けがデカいだけで、ミニキッチンみたいに防水トラップがついているわけじゃないし、このゴミ受けをいっぱいにすることはないので、運用が簡単な浅型にするのが良いと思っています。具体的には、

です。もう少し安いものはあるんですが、取っ手がプラになるとかで、全体ステンレス以外が受け入れられなかったので僕はこれを書いました。水切りネットを被せて運用しています。

あと蓋もあった方がよくて、僕は

です。ゴム製は傷みや汚れが微妙なのでこちらもステンレスです。安いので形状が異なる大きな口のものもあるのですが、これは好みでこちらの穴ぼこになっているやつを選びました。ただ、なんか流して困ったことがなかったので、案外大きな口のものでも良かったかもしれません。

まとめ

正直この程度、はじめから住居につけてほしい。

完璧で究極のデスク環境

目指したいのだけど、まだその道すがら。

パソコン使う趣味があり、在宅勤務という都合もあり、無限にデスク前に座っているし環境整備しています。というわけで、その過程でわかったことをまとめておきます。

強いデスクの事例

ネット上にデスク環境を晒している人々がいます。で、役に立つのはここにむちゃくちゃカネを注ぎ込みつつ、ちゃんと使っている在宅勤務人間の記事です。個人的には以下の三人に注目しています。

一人目はデザイン企業の代表でこだわりが強すぎてデスク環境ブランドPREDUCTS(次の机はここにしたい)を作った方。

note.com

二人目はウェブサービス企業の偉い人。

note.com

三人目は個人のアプリ開発者。

blog.craftz.dog

どの記事も相応に長いので、読んだ僕が雑にまとめると、ようするにデカいモニター、高い椅子、動く机である。というわけで、その三つに絞って押さえていきたい。

デカいモニター

上のデスク記事はそれぞれ27インチ、49インチ曲面(実質27インチ×2)、32インチです。解像度はとにかく自分の27インチ二枚のデュアルモニターという事例を含め他知り合いの環境を鑑みても、本当にほとんどが27インチか32インチです。というわけで経験的に作業用モニターの大きさはこれだと思っています。

で、これ大きい方が良いかというとそうでもなくて、自分が使った感じだと縦六センチ分の広がりで首の上下が必要になるので、僕は27インチで合っていると感じています。ここは本当に好みだと思うけど、供給数が多いのは27インチ。逆に言うと27インチ以下は明らかに小さいので買い替えても良い気がします。

次に解像度の話だけど上の記事では4K、デュアルQHD、6Kである。6Kは32インチなので置いておいて、27インチだと4KかQHD(4Kより低解像度)かという話になります。実際自分のデュアルモニターは4KとQHDなので比較ができるんだけど、4KはmacOSの拡大表示で運用しており、QHDは等倍の設定で運用しています。それを踏まえると4Kのメリットがきれいぐらいしかなくて、どちらかというとクソ重たいウェブアプリを表示すると高負荷でファンが動くデメリットの方が気になっていて、なのでQHDの方が快適に使えるという結論になります。つまり、一台買う、買い替えるなら

にモニターアームと合わせて、

が最低ラインかなぁ。ちなみに本当に買うなら来月末のAmazonセール、サイバーマンデーに買うのがオススメです。あとモニターアームは注意が必要で、壁ぴったりには設置できなくて、上のアームだと25cmぐらいは奥行きに余裕がいるので、椅子が動ける部分はどんどん狭くなります。

で、これが金がなくて買えないとかなら買い時じゃないということで我慢した方が良い感じです。一応、細かく条件で絞れば、価格.comでインチやQHD以外にUSB Type-C(今後あらゆる機器はこの入力は必須)、VESAマウント搭載になるので、メーカー選ばないなら五千円ぐらい安くはなります。ただ、そのくらいなので僕はサポートの面でDELL推しです。企業向けがメインなせいか、品質がまあまあ高くて、サポートが最高。どのくらい良いかというと、液晶のドットがおかしいと連絡すると即交換の本体を送ってくるというやつで、実際一度交換しました。

ところで、デュアルはおすすめなのかと言うとあんまりおすすめできません。ようは真ん中に画面の切れ目ができるわけで、これが微妙です。なので、僕は二人目の方が紹介している異常巨大曲面ディスプレイがめちゃくちゃ気になっています。

www.dell.com

20万円。買えればこいつが良いと思います。ただこれ12kgあるのでモニターアームに困りそう(Amazonのやつは11.3kgまでサポートなのでちょっと厳しそう)。でも、いつかほしいですね。

高い椅子

高級チェアブランドの好みのやつを買えという話で、高ければ中古でいいから買えになる。それも出なかったらエントリーモデルで妥協しろ、になる。なお、僕は安い家具屋のオフィスチェアの品質は知らないので特に言及しないです。

このブランドというのは、高級チェアの中古を取り扱うオフィスバスターズが取り扱うリストを見るのが簡単で、以下の感じです。

  • オカムラ:最上位モデルのコンテッサがめちゃくちゃ好き。20万円ぐらいする
  • ハーマンミラー:最上位モデルのアーロンチェアが有名。25万円ぐらいする
  • イトーキ:ここのは僕の身近で持っている人を知らない
  • コクヨ:色々なタイプの椅子を作っている。ingは自分の好みではなかった
  • スチールケース:最上位モデルのリープが有名。20万円ぐらいする。総メッシュのカルマンは知らなかった

で、まあ、そういう情報がわかっていたところで、結局、好みの問題が大きすぎるので展示しているものを座って試すしかないです。ただ、わざわざコンテッサ買った人間としては、「座面含めてメッシュにしたいかどうか」しか判断ポイントがなくて(これは座っていると蒸れる問題は解決するが耐久性が犠牲になる選択肢で、マジでコンテッサとアーロンチェアと他幾つかに限られる)、他のヘッドレストやアームレストの有無はもはや誤差という感覚があります。

ちなみに上の記事の三人は全員アーロンチェアなんだけど、あれはもたれるという怠惰な姿勢を取らない人間だけに許される特別な椅子で、僕はヘッドレストをつけれる椅子を選びました。こういう自分向けの選択が重要です。

チェアマット

フローリングは傷つきやすいので地味に必要なのがこれ。特にガチのオフィスチェアだとキャスター材質の関係である方がよい。

以前は合成繊維のチェアマットやタイルカーペットを使ってみたんだけど、正直、机や椅子の重量が重いので普通にボロボロに傷む(床は守られる)。結構見苦しくなるので今のおすすめはクソデカ塩ビチェアマットです。

僕は130cm×160cmに机ごと乗せて使っています。机買い替えとか考えるなら、それも含めて大きさを考えたほうが良いかもしれないです。

動く机

上下すると立って健康的にパソコンができるとかではなく、椅子の高さ調整含めて、最適な高さにキーボード位置を置けるので便利。

クソデカモニターを置くことが決まっているので(置かずに机の買い替えは検討しないため)、しっかりとしている必要があって、そうなると電動昇降になります。クソ重モニターとクソ重アームを載せて手回しとかは無理ですよ。

ブランドは新品だとFlexiSpotの話しか聞いたことないです。上のブログの人の作ったブランドPREDUCTSでも採用しているぐらいに有名。中古だと椅子のブランドのメーカーが色々作っているのがわかるけど、まあ、流通数は少ないです。僕はこの中古で入手しました。

ただ、電動昇降デスクは大きな欠点としてめちゃくちゃ重い。どのくらいかというとニトリの120cmのデスクが15kgのところ、30~40kgぐらいになります。模様替えの概念が消え去るヤバさだし、狭い部屋でうっかり買ったら後悔案件になりかねないので正直優先順位は低いです。

ただ一応、この流れで昇降しないデスクでも条件があって、

  • モニターアームのクランプが固定可能なこと(例えば、背面にプレートがあって固定できない製品がある)
  • コードの取り回しがしやすい機構があると良い。なくてもケーブルトレーのクランプが固定できれば良い
  • 引き出しは大体邪魔になるので、着いていないか外せる

辺りが良いデスク環境づくりには必要な感じがあります。安い机に買い替える場合でもこれを参考にすると良いと思っていますし、実際自分はちょっとこの条件で失敗している……。

まとめ

モニター、椅子(&チェアマット)、机(優先順位が明らかに低い)の順に買えばいいです。僕はクソデカ横長モニターがほしいし、椅子は持っているから、もっとかっこいい机もほしい。

リビングシアター、つまりテレビとソファー

テレビ離れというフレーズが叫ばれて久しいけど、昨年テレビを買ってしまいました。というわけでそこに至った理由とかをまとめておきます。

リビングがあるならテレビがほしい

なんだかんだでPCモニターよりもでっかい画面で映像を見たい、そういう欲求があるわけです。というわけで使っているPCモニター27インチよりも十分に大きな画面が買えるなら買って良いということにしました。

なぜテレビにしたのか

昔は六畳の和室があってプロジェクターを運用したことがあり、メリットが本当にクソデカい画面という部分だけでそれでも楽しかったのだけど、デメリットとして、

  • プロジェクター本体が邪魔。投影なのでその間にものは置けないし、這わせた8mのHDMIケーブルも面倒だった。ただ、これはダクトレールで天井設置できる部屋なら違うかもしれないけど、そうではなかったので……
  • プロジェクター本体のファンがうるさい。機種にもよるのかもしれないけど、僕はこれが気になった
  • 大きすぎる画面はゲームには向かない。特にスプラトゥーンなどの情報を全部見たいゲームはある程度の画面サイズじゃないと遊びにくかった
  • 大きすぎる画面は部屋を選ぶ。横180cm、大体85インチテレビ相当を見ており、視聴距離は画面の高さの最低三倍という話を踏まえると3m以上離れる必要があった
  • マイナーな機器なのでリモコンの取り回しが微妙。結局、プロジェクター、サウンドバー、FireStickの三つのリモコンを統一できなかった

とつらつらと並んでしまう程度にあったりします。というわけで、そこまで広くない部屋に引っ越したので、プロジェクターはやめました。加えてこの経験があったので、大型モニター+FireStickはリモコンの取り回しの点でやめました。

あとはチューナーレステレビという選択肢もあって、実際安いのだけどマイナーな製品なので品質的には微妙なレビューがついていて避けた感じです。そういう意味では消去法的にテレビになったわけです。

テレビのスペックを決める

テレビは壁にめちゃくちゃ近づけても壁掛けでない限り20cmは隙間が空くし、座る場所もソファとか置くとやっぱり壁から20cmぐらいは空くわけで、そうなると部屋の大きさからテレビと顔の間の視聴距離というのが自ずと決まります。で、自分のところは2.4mでした。

で、この距離から良いテレビのサイズの目安は、照明付きプロジェクターPopIn Aladdinの公式サイトによくまとまっています。

www.aladdinx.jp

ここの表を参照すると2.4mは40インチがオススメとあって、実際お古のテレビ台にぴったりサイズというのもあって自分はそれで40インチを買いました。逆に言うとこのぐらいに大きなサイズが買えないなら買わなかったかもしれないです。なので、どうしても大きいのを置きたい場合、大きさから逆に間取りのことを考えて直しても良いと思います。

大きさが決まったら価格.comのテレビの絞り込み検索に条件を打ち込むわけですが、画素数(4Kとか)、VODサービス(リモコンにNetflixなどが入るかどうか)、HDMI端子数(サウンドバーやBDプレイヤーやゲーム機用)、ARC対応(ないとサウンドバー外付けで取り回しが面倒)辺りぐらいが有力な条件だと思っています。ただ、ちょっと試しに去年自分が入力した設定を入れるとARC対応のテレビ(eARC対応、HDMI端子:3端子〜、画素数:4K)になるのですが、去年これの条件で40インチがあり七万円弱で買えたんですよね……。なんか4K解像度が42インチスタートになって値段が上がっている印象な一方、eARC対応の条件外してARC対応とすれば、43インチで五万円の機種があったりします。

なので、これ今年買うなら本当にどうしようかは悩ましい感じ。VODと端子数は必要な分を入力して、サウンド関連を未来永劫考えないならARC切れるんだけど、自分は持っているから切れなくて、あとは4Kがないならフルハイビジョンかハイビジョンかなんだけど、ただフルハイ機種がマジでない。正確にはフルハイはほぼ40インチだけで、それ以下の大きさはハイビジョンになっている。個人的には確かに40インチ程度で4Kがいるかと言われれば実際のところいらない気はするのだけど、フルハイですらないのはどうなのだろうかと気になるので、もう少し小さいテレビならひとまず実機を見に行くかなぁという気持ちです。

ソファーを探す

本当は二人掛けデカソファーで横になりたいのだけど、これは面積的にどう考えても厳しいので、座面であぐらをかけるサイズで、かつここはあんまり極端なこだわりがなかったので安いものを探しました。で、楽天で二万円以下の一人掛けソファーで探すと大方この四つぐらいが出てきます。

[rakuten:titilife:10000019:detail]

僕は結局デカいのが欲しかったので、一つ目を選びました。これで既存のテレビ台とも高さがあっていい感じでした。

まとめ

テレビ置く場所とソファ置く場所決めて、そのサイズに見合う大きいテレビ買って、好きなソファ買って、その高さに合うテレビ台を買う。

モノの選び方

昔は欲しいものを順に買えばいいと思っていました。間違いです。ちゃんと考えて選んで買っていかないといけません。じゃあ、その「ちゃんと」というのはどういうことなんだというのを書き起こしてみました。

本当はどれが必要か

漫画カイジにある「へただなあ、カイジくん。へたっぴさ……!欲望の解放のさせ方がへた……」というミームにもなっているセリフみたく欲望に見合ったものを選ばないといけないです。というのも家電とか寿命が十年近くあるわけで、下手なものを買ってやっぱ上位機種を買えばと思ったりしてしまうと、買い直しは金銭的に損だし、使い続けるのは時間的に損となるわけです。

かといって常に最高級品が必要かというとそうでもないです。例えば、年収がはちゃめちゃに高くて本当になんでも買えるとしても、自分の場合は普段使いのお皿に電子レンジで使えない金メッキはいらないし、外で雨晒しになる物干し竿は安いやつを買うと思っています。

つまり、このあたりは買いたいモノのジャンルによりけりで、

  1. 最高級に近いものを選ぶ。金銭的に厳しいなら買わない
  2. 最高級に近いものを選ぶ。金銭的に厳しいならコスパ優先で選ぶ
  3. コスパ優先で選ぶ

という三通りの分岐があると思っています。というわけで、これを踏まえてそもそものモノ選びをしていくぞ、という感じです。

不要な機能はつけない

上のフローはうっかりすると常に最高級を選びがちになるのですが、そうならないために不要な機能にはちゃんとノーを突きつけるのが重要です。一人暮らしの炊飯器で一升炊きはいらないし、狭い部屋に100インチのテレビはいらない。いるかもしれないと思ってつけたコネクタはめったに使わないし、それなら使うときにハブを買うほうが安いとかあるわけです。いや、本当、USB給電もUSB Type-Cの登場で一気に色々な機器がレガシーになってしまったわけで、そうでなくともUSB搭載電源タップはUSB側のチップの寿命が短くて本当に微妙なことしかなかった。もう絶対に買わない。

とにかく、必要な機能を見極めて、不要な機能は載せない、がすごく重要。最高級品がnot for meであることは結構ある。と書きつつ、今必要じゃないけどこれから必要になるんだよな、と思いつつ言い訳して積んで良かったことも多いのでどこまでちゃんとやれるのかは微妙ですが。

80点の取れるデザイン

現代の製品、カラバリことカラーバリエーションがありまして、ただそこで無秩序に好きな色を選んだ結果、昔の僕の部屋はごちゃごちゃな色が入り乱れた良い言い方ではおもちゃ箱みたいな印象になっていました。それで自分が快適なら良いのですが、そうでもなかったので良くしたい、と思い続けていたら80点ぐらいは取れる正解がありました。

まず、IKEAの部屋はあきらめましょう。

www.ikea.com

下の方に出てくるカラフルで調和が取れる部屋、これを作れるのは何かすごい才能があるんですよ! というわけで無印を目指しましょう、というのがこの節です。

www.muji.com

はい、これはできます。買うべきは「木・白・黒・鉄」です。これ以外の色のものを避けるだけ、これで80点のデザインができます(点数は印象論です)。

  • 木は、大きいもしくは黒っぽいもの(画面が消えているテレビなど)を置く場合は黒っぽいもの、それ以外は白っぽいものを選ぶ
  • 他は大体白か黒かせめてグレーを選ぶ
  • 水回りなどの一部の道具をオールステンレス色で揃える

残り20点が取れないのはここのふわっと具合です。いや、本当、ここもうちょっと明確にしたいので助けてほしいです。でも、少なくとも無秩序にこの色にするかーというのをやめて僕は統一感が取れるようになったので、この基準は好きです。

ちなみに布のものは大体このルール無視していますが、紺色や暖色で固めるのが良さそうという感覚があります。

まとめ

最小限の機能を持つものを、ナチュラルもしくは無彩色で買いましょう。