完璧で究極のデスク環境
目指したいのだけど、まだその道すがら。
パソコン使う趣味があり、在宅勤務という都合もあり、無限にデスク前に座っているし環境整備しています。というわけで、その過程でわかったことをまとめておきます。
強いデスクの事例
ネット上にデスク環境を晒している人々がいます。で、役に立つのはここにむちゃくちゃカネを注ぎ込みつつ、ちゃんと使っている在宅勤務人間の記事です。個人的には以下の三人に注目しています。
一人目はデザイン企業の代表でこだわりが強すぎてデスク環境ブランドPREDUCTS(次の机はここにしたい)を作った方。
二人目はウェブサービス企業の偉い人。
三人目は個人のアプリ開発者。
どの記事も相応に長いので、読んだ僕が雑にまとめると、ようするにデカいモニター、高い椅子、動く机である。というわけで、その三つに絞って押さえていきたい。
デカいモニター
上のデスク記事はそれぞれ27インチ、49インチ曲面(実質27インチ×2)、32インチです。解像度はとにかく自分の27インチ二枚のデュアルモニターという事例を含め他知り合いの環境を鑑みても、本当にほとんどが27インチか32インチです。というわけで経験的に作業用モニターの大きさはこれだと思っています。
で、これ大きい方が良いかというとそうでもなくて、自分が使った感じだと縦六センチ分の広がりで首の上下が必要になるので、僕は27インチで合っていると感じています。ここは本当に好みだと思うけど、供給数が多いのは27インチ。逆に言うと27インチ以下は明らかに小さいので買い替えても良い気がします。
次に解像度の話だけど上の記事では4K、デュアルQHD、6Kである。6Kは32インチなので置いておいて、27インチだと4KかQHD(4Kより低解像度)かという話になります。実際自分のデュアルモニターは4KとQHDなので比較ができるんだけど、4KはmacOSの拡大表示で運用しており、QHDは等倍の設定で運用しています。それを踏まえると4Kのメリットがきれいぐらいしかなくて、どちらかというとクソ重たいウェブアプリを表示すると高負荷でファンが動くデメリットの方が気になっていて、なのでQHDの方が快適に使えるという結論になります。つまり、一台買う、買い替えるなら
にモニターアームと合わせて、
が最低ラインかなぁ。ちなみに本当に買うなら来月末のAmazonセール、サイバーマンデーに買うのがオススメです。あとモニターアームは注意が必要で、壁ぴったりには設置できなくて、上のアームだと25cmぐらいは奥行きに余裕がいるので、椅子が動ける部分はどんどん狭くなります。
で、これが金がなくて買えないとかなら買い時じゃないということで我慢した方が良い感じです。一応、細かく条件で絞れば、価格.comでインチやQHD以外にUSB Type-C(今後あらゆる機器はこの入力は必須)、VESAマウント搭載になるので、メーカー選ばないなら五千円ぐらい安くはなります。ただ、そのくらいなので僕はサポートの面でDELL推しです。企業向けがメインなせいか、品質がまあまあ高くて、サポートが最高。どのくらい良いかというと、液晶のドットがおかしいと連絡すると即交換の本体を送ってくるというやつで、実際一度交換しました。
ところで、デュアルはおすすめなのかと言うとあんまりおすすめできません。ようは真ん中に画面の切れ目ができるわけで、これが微妙です。なので、僕は二人目の方が紹介している異常巨大曲面ディスプレイがめちゃくちゃ気になっています。
20万円。買えればこいつが良いと思います。ただこれ12kgあるのでモニターアームに困りそう(Amazonのやつは11.3kgまでサポートなのでちょっと厳しそう)。でも、いつかほしいですね。
高い椅子
高級チェアブランドの好みのやつを買えという話で、高ければ中古でいいから買えになる。それも出なかったらエントリーモデルで妥協しろ、になる。なお、僕は安い家具屋のオフィスチェアの品質は知らないので特に言及しないです。
このブランドというのは、高級チェアの中古を取り扱うオフィスバスターズが取り扱うリストを見るのが簡単で、以下の感じです。
- オカムラ:最上位モデルのコンテッサがめちゃくちゃ好き。20万円ぐらいする
- ハーマンミラー:最上位モデルのアーロンチェアが有名。25万円ぐらいする
- イトーキ:ここのは僕の身近で持っている人を知らない
- コクヨ:色々なタイプの椅子を作っている。ingは自分の好みではなかった
- スチールケース:最上位モデルのリープが有名。20万円ぐらいする。総メッシュのカルマンは知らなかった
で、まあ、そういう情報がわかっていたところで、結局、好みの問題が大きすぎるので展示しているものを座って試すしかないです。ただ、わざわざコンテッサ買った人間としては、「座面含めてメッシュにしたいかどうか」しか判断ポイントがなくて(これは座っていると蒸れる問題は解決するが耐久性が犠牲になる選択肢で、マジでコンテッサとアーロンチェアと他幾つかに限られる)、他のヘッドレストやアームレストの有無はもはや誤差という感覚があります。
ちなみに上の記事の三人は全員アーロンチェアなんだけど、あれはもたれるという怠惰な姿勢を取らない人間だけに許される特別な椅子で、僕はヘッドレストをつけれる椅子を選びました。こういう自分向けの選択が重要です。
チェアマット
フローリングは傷つきやすいので地味に必要なのがこれ。特にガチのオフィスチェアだとキャスター材質の関係である方がよい。
以前は合成繊維のチェアマットやタイルカーペットを使ってみたんだけど、正直、机や椅子の重量が重いので普通にボロボロに傷む(床は守られる)。結構見苦しくなるので今のおすすめはクソデカ塩ビチェアマットです。
僕は130cm×160cmに机ごと乗せて使っています。机買い替えとか考えるなら、それも含めて大きさを考えたほうが良いかもしれないです。
動く机
上下すると立って健康的にパソコンができるとかではなく、椅子の高さ調整含めて、最適な高さにキーボード位置を置けるので便利。
クソデカモニターを置くことが決まっているので(置かずに机の買い替えは検討しないため)、しっかりとしている必要があって、そうなると電動昇降になります。クソ重モニターとクソ重アームを載せて手回しとかは無理ですよ。
ブランドは新品だとFlexiSpotの話しか聞いたことないです。上のブログの人の作ったブランドPREDUCTSでも採用しているぐらいに有名。中古だと椅子のブランドのメーカーが色々作っているのがわかるけど、まあ、流通数は少ないです。僕はこの中古で入手しました。
ただ、電動昇降デスクは大きな欠点としてめちゃくちゃ重い。どのくらいかというとニトリの120cmのデスクが15kgのところ、30~40kgぐらいになります。模様替えの概念が消え去るヤバさだし、狭い部屋でうっかり買ったら後悔案件になりかねないので正直優先順位は低いです。
ただ一応、この流れで昇降しないデスクでも条件があって、
- モニターアームのクランプが固定可能なこと(例えば、背面にプレートがあって固定できない製品がある)
- コードの取り回しがしやすい機構があると良い。なくてもケーブルトレーのクランプが固定できれば良い
- 引き出しは大体邪魔になるので、着いていないか外せる
辺りが良いデスク環境づくりには必要な感じがあります。安い机に買い替える場合でもこれを参考にすると良いと思っていますし、実際自分はちょっとこの条件で失敗している……。
まとめ
モニター、椅子(&チェアマット)、机(優先順位が明らかに低い)の順に買えばいいです。僕はクソデカ横長モニターがほしいし、椅子は持っているから、もっとかっこいい机もほしい。